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四季に合わせて知りたかった事と知っておいて良かった情報をまとめました。

自然治癒力を高めるホメオパシーのレメディとその飲み方とは?

   

パニックにならない

自然治癒力を高める療法として注目されているホメオパシーですが、その効果のメカニズムが科学的に解明されている訳ではありません。
しかし、心身に対して何らかの働きかけがあることは数々の症例が実証しています。

そして、恐れや驚きからくるパニックを和らげる効果は、下手な精神薬に頼るよりかは遥かに有効であると考えられています。

特に自然界から抽出された成分で作られているレメディはいわゆる化学的に合成された“薬”ではなく、身体に優しく治癒できるものとして、女性には好まれる傾向にあるようです。

今回はそのホメオパシーとレメディの飲み方について解説したいと思います。

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ホメオパシーとは

18世紀にサミュエル・ハーネマンというドイツ人医師によって発明された療法です。
「同種の法則」という
“症状を引き起こすものは、その症状を取り去るものになる”
という考えの元、植物、鉱物、昆虫などから抽出したエネルギーを染み込ませた砂糖玉(レメディ)を飲むことによって、自らの自然治癒力を刺激し症状を改善するという方法です。

例えば、トリカブトからエネルギーを抽出した「アコナイト」というレメディは、風邪のひき始めや、恐怖、ショックに効果的に働きます。
他にはセイヨウハシリドコロからエネルギーを抽出した「ベラドンナ」というレメディは、高熱になった時に効果を発揮します。

特に「アコナイト」はホメオパシーの葛根湯的存在として用いられ、初心者がその効果を実感するのに最適です。
心配事のストレスや、パニックになってしまい何も考えられなくなってしまった時に、心を落ち着かせるアイテムとして利用するのも良いのではないでしょうか?

ホメオパシーのレメディの飲み方

レメディはスプーンで取る

なるべく就寝前に摂るのがおススメですが、応急処置として使う方も多いと思います。その場合は、この限りにあらずです。

レメディを摂る20分前後は口の中に何も入れず、胃を休ませておく(可能であるなら)。摂る時には、レメディはスプーンなどで取り、直接触らない。

レメディは舌の舌に入れて、自然に溶けるのを待ちます。飴のように口の中で転がしません。舌の下に置くのは胃で吸収させずに、舌から吸収させる為です。

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注意すべき点は?

ホメオパシーは100年以上前から用いられている療法ですが、どうしても民間療法的な要素は否定できません。
エネルギーを抽出したレメディ云々よりも、砂糖は人に幸福感を与える効果がありますし、レメディを摂るという飲み方自体が儀式的な作用を持ち
、それが心を落ち着かせるルーティンになり得るとも考えられます。
問題は不確かなものに高額な費用をかけることにあります。レメディ自体は決して高額ではありません。それに依存させる様な高額商品を買わせる商法をとっている業者などには気を付けましょう。

そして、レメディは自然界からの抽出物とはいえ、トリカブトなどの毒性がある植物も使用しているので、注意が必要です。レメディと称する怪しい商品があるのも事実です。

日本ホメオパシー医学会などでは専門医や認定医の紹介もしてくれます。専門医の処方した安全なレメディも利用できます。興味がありましたら、一度相談するのがベストです。

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