知って得するリサーチアカデミー

四季に合わせて知りたかった事と知っておいて良かった情報をまとめました。

色の濃い食材が身体に良い理由と代表的な黒い食品

   

若返り

出典 http://fmxy-m.net/

色の濃い食材には栄養が豊富に含まれていて体に良いことが多いです。
色が薄い(精製された)食材は、見映えも良く調理しやすい特徴もありますが、製品化にあたって、大事な栄養素も取り除かれてしまっていることが多いです。その為、原料に近い濃い色(特に黒い)食材の方が栄養が多く含まれているのです。

特に黒い色の食材に含まれているアントシアニンには抗酸化作用があり、身体のサビを防ぎ、身体の未病を改善していきます。

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黒い食材の効果と若返りの秘訣

薬膳料理では食材を色で分けて考えます。これは中国医学の理論に基づいているのですが、身体の部位である「五臓」、肝・心・脾・肺・腎は、それぞれ、青・赤・黄・白・黒の「五色」の食べ物を摂ることによって機能が高まると言われています。

黒は腎を活性化させ、機能を高めると考えられています。
「腎」とは中国医学では泌尿器と生殖器を司る臓器と言われ、生きるための活力を蓄え、若さの源と考えられています。ここが弱ってしまうと、肌ツヤが悪くなったり、疲れやすくなったりと実際の年齢より老けて見られがちになり易くなります。
まさに美容には最低で、女性にとっても大切にしなければならない部分ですね。

これらを踏まえ、黒い食材を摂ると、腎に効果的に働きかけ、老化を防止し、滋養強壮に繋がると言われています。

アントシアニンって何?その効果は?

特に黒い食材に多く含まれているのが、「アントシアニン」と言われるポリフェノールです。ブルーベリーなどにも含まれ、眼精疲労に効果があるのはCMなどでも見たことがあるのではないでしょうか?
実はこのアントシアニン、眼精疲労を軽減させるだけでなく、強力な抗酸化作用があります。
なので、老化防止などアンチエイジング効果があることも現在の研究で分かってきています。
中国医学からだけでなく、現代科学的な見地からも黒い食材は身体にとって若返りの秘訣という訳です。特に女性は意識的に摂るようにしたいですね。

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黒い食材にはどんなものがあるの?効果的な食べ方は?

黒い食材

出典 http://www.genkids-club.com/sblog/2013/02/entry_571/

代表的な黒い食材といえば、

・黒ゴマ
・黒砂糖
・黒酢
・黒豆
・わかめ
・海苔
・昆布
・きくらげ
・ひじき

などが挙げられます。

どうでしょう?まさしく、両親から体に良いから沢山食べなさいと言われてきた様な食材ばかりですね。
意識的に食べるよう心がけるのが大事ですが、わかめや昆布はさておき、きくらげやひじきはそう毎日は食べられないもの…。

そこで、一番効果的でかつ、簡単で、非常に効率が良く食べられる黒い食材である「黒ゴマ」をできるだけ多く摂るコツをお教えします。

黒ゴマは風味が加わって食に厚みが出ることはあっても、味そのものを大きく変えてしまうようなことはありません。
なので、黒ゴマをサラダやみそ汁、牛乳などにサッとふりかけて摂り入れるのがおススメです。意外に馴染みやすいですよ。

その他は調味料として、砂糖の代わりに黒砂糖、酢の代わりに黒酢を使うようにすると、毎日、効率よく黒い食材を食べることができます。

若さの源は「腎」。毎日、黒い食材を意識的に摂り入れることで腎が活性化し、若々しさを取り戻すことができるかもしれません。

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