季節のイベント

正月妻といたくない夫必見!札幌の居場所・避難所と暇つぶしまとめ

「せっかくの正月休み、家でゆっくりしたいのに妻の機嫌が悪い」

「義実家の話題や掃除のプレッシャーで、もう家に居場所がない」

「子供が騒いでいて、片時も心が休まらない……」

そんなふうに感じて、トイレの中でこの画面をスクロールしているあなたへ。

 

まず最初にお伝えしたいことがあります。

 

あなたは、決して薄情な夫でも、ダメな父親でもありません。

年末年始という特殊な環境下で、家族と長時間密室で過ごせば、誰だって息が詰まります。

 

特に札幌の厳しい寒さは、物理的に外に出にくいため、家の中が完全な「密室」になりがちです。この閉塞感が、あなたの精神を蝕んでいるのです。

外は氷点下。あてもなく車で時間を潰そうにも、アイドリングのガソリン代が気になり、シートを倒しても心までは休まらない……。

私自身も数年前の元旦、ささいな口論から家を飛び出し、吹雪く大通公園をさまよった苦い経験があります。

凍える手で缶コーヒーを握りしめ、「なんで俺、正月にこんなことしてるんだろう」と涙が出そうになりました。

あの時の孤独感と寒さは、今でも忘れられません。

 

しかし、今の私は違います。

札幌市内には、正月の元旦や三が日でも確実に営業しており、一人でいても惨めにならず、安く長時間滞在できる「大人の避難所」が存在することを知っているからです。

 

この記事では、単なる施設紹介にとどまらず、「正月の家庭という戦場からの戦略的撤退」をテーマに、あなたの心と体を守るための完全マニュアルをお届けします。

この記事のポイント

  • なぜ家を出るのか?罪悪感を消す「防衛的撤退」というマインドセット
  • 「オフィスカジュアル」と「7つ道具」で準備する完全犯罪的家出
  • 札幌駅・大通・すすきの・桑園…エリア別「危険度マップ」
  • 「快活CLUB」や「個室ビデオ」「サウナ」の入店から退店までを徹底シミュレーション
  • 妻を怒らせず堂々と家を出るための「魔法の言い訳」と演技指導
  • 家に帰るまでが家出。証拠隠滅と「デパ地下スイーツ」による和平工作


第1章:【心理編】なぜ俺たちは正月に家を出るのか?それは「逃げ」ではなく「防衛」だ

具体的な場所を紹介する前に、少しだけ心構えの話をさせてください。

なぜなら、罪悪感を持ったまま外出しても、結局心が休まらないからです。

 

「正月うつ」は主婦だけのものじゃない

よく「夫が正月に家にいると妻がイライラする(夫源病)」という話を聞きますが、逆もまた真なりです。

普段のリズムが崩れ、狭い空間に家族が長時間密集する正月は、男性にとっても強烈なストレッサーとなります。

特に北海道の冬は、散歩などの軽い逃避すら命がけの寒さです。物理的な逃げ場がないことが、精神的な逃げ場をも奪っているのです。

 

一時的な離脱が、最悪の事態(離婚・爆発)を防ぐ

あなたが今日、家を出ようとしているのは、家族を捨てたからではありません。

このまま家にいて、売り言葉に買い言葉で決定的な喧嘩をしてしまったり、溜め込んだストレスが爆発してしまったりするのを防ぐための「緊急措置」です。

いわば、原子炉がメルトダウンする前に制御棒を入れるようなもの。

だから、今日一日の外出は、家庭の平和を守るための「必要なメンテナンス休暇」だと定義づけてください。

堂々と靴を履き、コートを羽織りましょう。

外の風は冷たいですが、それはあなたを縛る鎖を断ち切る「自由の風」でもあります。


第2章:【準備編】完全犯罪(家出)のための「装備」と「服装」

家を出てから「あれがない」「これに困った」となると、結局家に帰らざるを得なくなります。

長時間、快適に、そして怪しまれずに過ごすための装備を整えましょう。

 

1. 服装は「オフィスカジュアル」一択

これが意外と重要です。

ジャージやスウェットで出かけると、「近所のコンビニ」以上の行動範囲が許されなくなります。

また、きちんとした格好をしていないと、ホテルのラウンジやコワーキングスペースに入りづらくなります。

「急な仕事が入った」「知人と会うことになった」どちらの言い訳にも対応できるよう、チノパンにシャツ、ジャケットか綺麗めなニットといった「オフィスカジュアル」で出かけましょう。

これは自分自身のスイッチを「オフ(家)」から「オン(個人)」に切り替える儀式でもあります。

鏡に映った自分が「疲れたお父さん」ではなく「仕事のできる男」に見えれば、自然と背筋も伸びます。

 

2. 「家出リュック」に入れるべき7つの神器

カバンの中身で、その日の快適度が決まります。以下のアイテムを小さなリュックやトートバッグに忍ばせておきましょう。

  • モバイルバッテリー&充電ケーブル(生命線です。コンセントがない席に座る可能性も考慮し、大容量のものを。)
  • ノイズキャンセリングイヤホン(必須アイテム。周囲の会話、正月の琴の音BGM、パチンコ屋の騒音、全てを遮断して自分の世界に入るために必要です。)
  • 文庫本またはKindle(スマホばかり見ていると目が疲れますし、バッテリーも減ります。没頭できる長編小説がおすすめ。)
  • 現金(千円札と小銭)(正月は個人経営の穴場店が現金のみの場合があります。また、自販機やコインロッカーで使います。)
  • マスクの予備(長時間着用して耳が痛くなった時や、汚れた時のために。知人に会った時の顔隠しとしても重要。)
  • 折りたたみ傘またはフード付きアウター(札幌の雪は突然降ります。地下に潜るまでの移動で濡れて惨めな思いをしないように。)
  • 常備薬(頭痛薬・胃薬)(ストレスで体調を崩しやすくなっています。万全を期しましょう。)

第3章:【戦略編】エリア別・危険度マップ(どこへ逃げるのが正解か?)

札幌は地下街が発達しているため、冬の逃避行には適しています。

しかし、エリアによって「客層」や「リスク」が異なります。あなたの目的に合わせてエリアを選定しましょう。

1. 札幌駅エリア(北口・南口)

  • 隠れやすさ: ★★★★☆

  • 快適度: ★★★☆☆

  • 家族遭遇率: ★★★★☆

特徴:

ビジネスマンと買い物客が混在するカオスなエリア。

「仕事のフリ」をするならここがベスト。コワーキングスペースやカフェが多いのが魅力です。

ただし、ステラプレイスや大丸の初売り客でごった返しているので、コンコースなどのメインストリートを歩くと知人に会うリスクが高いです。

【狙い目】 北口のオフィス街寄りにあるカフェや、ホテルのロビーラウンジ。

 

2. 大通エリア(地下コンコース・創成川イースト)

  • 隠れやすさ: ★★★☆☆

  • 快適度: ★★★★☆

  • 家族遭遇率: ★★★☆☆

特徴:

「チカホ(札幌駅前通地下歩行空間)」はベンチが多いですが、寒くて人通りが多く、長時間の休憩には向きません。

狙い目は、創成川を渡った「イーストエリア」や、西11丁目・18丁目方面です。

少し中心を外すと、正月でも営業しているこだわりの個人カフェや、静かな空間が見つかります。

 

3. すすきのエリア

  • 隠れやすさ: ★★★★★

  • 快適度: ★★★★★

  • 家族遭遇率: ★☆☆☆☆

特徴:

昼間のすすきのは、家族連れが寄り付かない「大人の空白地帯」です。

ネットカフェ、サウナ、ボウリング場などが充実しており、誰にも会わずに長時間過ごすには最強のエリア。

「いかがわしい店に行っているのでは?」という妻の疑念さえクリアできれば(あるいは諦めさせれば)、ここは楽園です。

 

4. 【穴場】桑園エリア(JRで1駅)

  • 隠れやすさ: ★★★★☆

  • 快適度: ★★★★☆

  • 家族遭遇率: ★★☆☆☆

特徴:

札幌駅からJRでたった一駅。ここには「イオン桑園店」と、天然温泉「北のたまゆら 桑園」があります。

イオンの本屋で時間を潰し、たまゆらで風呂に入り、またイオンのフードコートで休む。

このゴールデンルートは、中心部の喧騒を離れてリラックスするのに最適です。

たまゆらは混んでいますが、回転も早く、何より「日常感」に埋没できます。

 

5. 【穴場】琴似エリア(地下鉄・JR)

  • 隠れやすさ: ★★★★☆

  • 快適度: ★★★★☆

  • 家族遭遇率: ★★☆☆☆

特徴:

西区の副都心。ここには大型書店「紀伊國屋書店」や、TSUTAYA、スタバなどが集結しています。

JR高架下の飲食店街など、おひとり様でも入りやすい店が多く、中心部ほど観光客がいません。

「ちょっと琴似の友達のところへ」という言い訳も使いやすい距離感です。

 


第4章:【実践編Lv1】カフェ・コワーキングで「仕事人」になりきる

まずは最もライトな避難方法。「仕事がある」と言って出てきた手前、パソコンを開ける環境が必要です。

1. 正月も使えるコワーキングスペースの実名リスト

コワーキングスペースは「意識高い系」が集まるため、正月でも稼働している場所は「同志」感が強く、居心地が良いです。

  • EZOHUB SAPPORO(サツエキBridge): 札幌駅北口すぐ。ドロップイン利用が可能で、空間が広く、サツドラ(ドラッグストア)併設なので飲み物なども調達しやすい。本棚にはビジネス書が並び、読むことも可能。

  • 大人座(大通): コワーキングカフェバー。正月営業は要確認ですが、営業していれば「大人の秘密基地」のような雰囲気で、読書や作業に没頭できます。

  • BIZCOURT CABIN すすきの(ラウンジ利用): カプセルホテルですが、ラウンジのみの時間利用ができる場合があります(要確認)。静寂性は抜群です。

2. 「書斎系カフェ」でスタバ難民を回避せよ

スタバやタリーズは、福袋を持った客で溢れかえっています。

狙うべきは、コーヒー1杯800円以上のライン、もしくは「読書」に特化した店です。

  • ホテルポールスター札幌などのラウンジ: 札幌駅近くのホテルラウンジは、意外と穴場です。天井が高く、席間隔が広く、何時間いても追い出される雰囲気になりません。お代わり自由のコーヒーがあるところならコスパも悪くありません。

  • 宮田屋珈琲(各店): レンガ造りの店舗が多く、席がボックス席のように仕切られていることが多いです。照明が暗めで落ち着いており、長時間読書をしている客も多いのが特徴。

3. 注意点:Web会議のフリをするための「背景」

もし妻から「仕事の進捗どう?」とLINEビデオ通話が来たら。

絶対に背景に「お正月の門松」や「楽しそうなポスター」を入れてはいけません。

壁際、もしくは窓際(外の雪景色)を背にするのが鉄則です。

コワーキングスペースの会議ブース(防音個室)を一時利用するのが最も安全ですが、カフェの場合は「白い壁」を探して座りましょう。

 


第5章:【実践編Lv2】個室・ネカフェ・ビデオ鑑賞で「完全遮断」する

他人の目線すらストレスになる場合は、壁のある個室へ。

ここでは靴を脱ぎ、ネクタイを緩め、完全にだらしない自分に戻れます。

 

1. 「快活CLUB」は予約必須の要塞

もはや説明不要のネットカフェ最大手。

特に「鍵付き完全個室」は、防音性が高く、ホテル代わりになります。

札幌駅南口店、狸小路店、すすきの店など中心部に複数ありますが、正月は非常に混み合います。

【攻略法】

公式アプリをインストールし、空席状況をリアルタイムでチェックしてください。そして「WEB予約」機能を使いましょう。

これを知らないと、フロントで「満席です」と言われ、寒空の下へ逆戻りすることになります。

おすすめは「狸小路2丁目店」などの大型店や、車があるなら駐車場完備の郊外店です。

 

2. 偏見を捨てろ!「個室ビデオ店」は清潔なオアシスだ

「金太郎」「花太郎」といった看板を見ると躊躇するかもしれませんが、食わず嫌いは損です。

現代の個室ビデオ店は、下手なビジネスホテルより清掃が行き届いています。

  • メリット1: 基本的に男性客しかいないため、カップルのキャピキャピした声が聞こえない。

  • メリット2: 防音・完全個室・鍵付きが標準装備。

  • メリット3: マットがふかふかで、仮眠に最適。

  • メリット4: 漫画のラインナップも豊富。

3,000円程度でフリータイム(最大12時間など)利用ができる店舗もあり、コストパフォーマンスは最強クラスです。

ヘッドホンをつけて映画を見始めれば、そこはもうあなただけの映画館です。

 

3. 「カラオケボックス」での一人籠城作戦

歌わなくていいのです。

「まねきねこ」や「ジャンカラ」などの安価なカラオケ店に入り、ドリンクバーだけ頼んで、あとはソファに寝転がってスマホを見る。

防音室なので、独り言を言っても、ため息をついても誰にも聞こえません。

もしストレスが極限なら、1曲だけ大声で叫ぶのも良いデトックスになります。

ただし、お昼の時間帯は学生グループが多いので、ノイズキャンセリングイヤホンは必須です。

 


第6章:【実践編Lv3】サウナ・温浴施設で「魂の洗濯」をする

イライラした気分を水に流すには、風呂が一番です。

札幌は全国有数のサウナ激戦区。正月の「サ活」で心身をととのえましょう。

 

1. おじさんの聖地「ニコーリフレ」(すすきの)

ここを知らずして札幌の避難所は語れません。

男性専用という点が最大のメリット。女性客に気を使う必要も、子供の騒ぎ声もありません。

館内着に着替えれば、全員が平等な「ただのおじさん」になります。

12:00〜20:00まで1時間おきに行われる「ロウリュ」サービスに参加し、「1、2、サウナー!」と手拍子をすれば、不思議と連帯感が生まれ、孤独が癒やされます。

3階のリクライニングフロアには漫画が数万冊。食事処の「ダイナマイトロウリュ麺」などのサ飯も充実。

一日中いても4,000円でお釣りが来ます。

 

2. 高級感で心を癒やす「センチュリオンホテル&スパ」(すすきの)

もう少し静かで、高級感のある場所が良いならここです。

デザイナーズホテルのような内装で、サウナ室のクオリティが非常に高い(オートロウリュあり)。

水風呂がキンキンに冷えており、浴室内の休憩椅子で天井を見上げれば、妻の小言もどこかへ消え去ります。

日帰り入浴の料金は少し高めですが、その分客層が落ち着いており、混雑もニコーリフレよりは緩やかです。

 

3. 【裏技】ビジネスホテルの日帰り入浴(デイユース)

あまり知られていませんが、アパホテルやプレミアホテルCABINなど、大浴場を持つビジネスホテルが日帰り入浴を受け入れている場合があります。

特に狙い目は「11:00〜15:00」の時間帯。

宿泊客がチェックアウトした後で、次のチェックインまでの空白時間なので、大浴場が貸切状態になることも。

広い湯船を独り占めして、手足を伸ばして浮遊感を味わう。これぞ正月の贅沢です。

 


第7章:目的別・札幌の「正月避難所」の選び方

一口に「避難」といっても、その時の体調や懐事情によって、最適な場所は変わります。

ここでは、あなたの具体的なニーズに合わせた場所の選び方をさらに深掘りします。

 

【ガッツリ寝たい】フラットシートと毛布がある場所

年末の慌ただしさで、睡眠不足になっていませんか?

もし、猛烈な眠気に襲われているなら、椅子に座って休むだけでは不十分です。

「水平に寝られる場所」を最優先に選びましょう。

先ほど紹介したネットカフェの「フラットシート」はもちろんですが、意外な穴場としておすすめなのが、日帰り温泉施設の「有料リラックスルーム」です。

通常の入館料にプラス300円〜500円程度を払うことで利用できる専用エリアがある施設では、フルフラットになるリクライニングチェアや、カプセルホテルのような半個室が用意されていることがあります。

無料の休憩所は混雑していても、有料エリアは驚くほど空いていることが多いのです。

「数百円で安眠を買う」と考えれば、決して高い出費ではありません。

毛布を頭までかぶって、数時間泥のように眠るだけで、起きた時にはイライラした気持ちが驚くほどスッキリしているはずです。

 

【タバコとスマホ】喫煙所・Wi-Fi・電源完備のオアシス

家ではベランダや換気扇の下で小さくなってタバコを吸い、スマホを見ていると「手伝ってよ」と白い目で見られる……。

そんな肩身の狭い思いをしている愛煙家の方にとって、気兼ねなく紫煙をくゆらせながら動画を見られる場所は、まさに楽園ですよね。

この条件を完璧に満たすのが、実は「パチンコ店の休憩スペース」です。

「えっ、パチンコはしないんだけど」と思われるかもしれませんが、最近の大型店舗(特に「ベガスベガス」や「マルハン」などの旗艦店)には、プレイしなくても利用できる豪華な休憩スペースが併設されていることが多いのです。

数千冊の漫画、座り心地の良いソファ、自動販売機、そしてWi-Fi。

何より、立派な喫煙所が完備されています。

正月でも間違いなく営業しており、店内は暖房がガンガンに効いています。

パチンコの音が気になる場合はノイズキャンセリングイヤホンがあれば解決です。

缶コーヒー一本で1〜2時間過ごしても、誰にも文句を言われない穴場中の穴場です。

 

【車で逃げたい】地下駐車場の活用術

「誰にも会いたくない、店員と話すのすら億劫だ」

そんな時は、車の中が一番の個室になります。

しかし、氷点下の札幌で路上駐車や屋外駐車場に止めるのは寒すぎますし、通報のリスクもあります。

そこでおすすめなのが、「公共の地下駐車場」や「大型商業施設の屋内駐車場」です。

例えば、札幌駅周辺や大通公園の地下駐車場は、外気の影響を受けにくく、真冬でも0度〜5度程度と、屋外よりはずっとマシな環境です。

トイレも近くにあり、自販機もあります。

シートを倒し、スマホで映画を見たり、仮眠を取ったり。

ただし、アイドリングストップはマナーですので、厚手のダウンジャケットと毛布(車に積んでおきましょう)は必須です。

「誰にも邪魔されない車内」は、究極のプライベート空間です。

 


第8章:妻を怒らせずに堂々と家を出る「魔法の言い訳」集

さて、場所は決まりましたが、最大の問題は「どうやって家を出るか」です。

無言で出て行けば、帰宅後にさらなる修羅場が待っています。

ここでは、妻も「それなら仕方ない」「むしろ助かる」と思えるような、魔法の言い訳をご紹介します。

 

1. 反論できない「仕事トラブル・呼び出し」の演出

オフィスカジュアルに着替えたあなたに最適な言い訳です。

  • 手順: スマホのアラームを「着信音」と同じにして5分後に鳴らす。

  • 演技: 驚いた顔で電話に出るフリ。「はい…え?今ですか?…分かりました、データ確認します」

  • セリフ: 「ごめん、システムのエラーが出たみたいで、ちょっと確認しに行かないといけない。すぐ戻ると思うけど」

ポイントは、「行きたくないけど、行かざるを得ない」という苦渋の表情です。

「正月なのに大変ね…」と同情さえ得られれば、こちらの勝ちです。

 

2. 家族のためを装う「灯油・食材の買い出し」

北海道の冬において、これ以上ないほど自然で、かつ感謝される理由です。

  • セリフ: 「灯油、もう少なかったよね?寒くなると困るから、今のうちにポリタンク満タンにしてくるよ」

  • セリフ: 「晩ご飯の鍋の材料、足りないものない?重い飲み物とか、俺が買ってくるよ」

実際に灯油を買ったり、買い物をしたりする時間は30分〜1時間程度ですが、その前後に「道路がすごく混んでて…」「駐車場が満車で入れなくて…」と言い訳すれば、プラス1〜2時間は余裕で確保できます。

戦利品(灯油や食品)を持って帰れば、文句を言われる筋合いはありません。

 

3. 体調管理を理由にする「散歩・腰痛リハビリ」

  • セリフ: 「ずっと座ってて腰が痛くなってきた。ちょっと歩いてほぐしてくる」

  • セリフ: 「食べ過ぎて胃がもたれてるから、薬局行って、少し散歩してくる」

健康上の理由を持ち出されると、相手も強くは引き止められません。

「寒いから風邪ひかないでね」と言われるくらいで済むことが多いです。

近所を歩くフリをして、そのまま近くのカフェに避難しても良いですし、本当に30分ほど雪道を歩いて頭を冷やすのも悪くありません。

 


第9章:【食事と宿泊編】孤独のグルメと緊急宿泊

正月料金のボッタクリ回避!男一人メシの正解

正月の札幌中心部、特に観光客向けのお店は「正月料金」で割高になっていることがあります。

また、ファミリーで賑わう回転寿司などに一人で入るのはメンタルが削られます。

正解は「地下街のカウンター店」と「チェーン店の限定メニュー」です。

  • チカホ直結のビル地下(sitatte sapporo、赤れんがテラス等): おしゃれですが、奥まった場所にあるラーメン屋やスープカレー屋(ラマイ、サムライ等)は、カウンター席があり一人でも入りやすいです。

  • 山岡家・松屋・吉野家: 「正月まで牛丼かよ」と思うなかれ。正月の店内は、同じように一人で食事をする男性ばかり。奇妙な連帯感があり、何より空いていて静かです。

  • 立ち食い蕎麦・うどん: サッと食べてサッと出る。このスピード感こそが、孤独な逃亡者には相応しい。

もし「今日は帰りたくない」と思ったら…

日が暮れて、街の灯りがともり始める頃。「このまま家に帰りたくない」という感情がピークに達することがあるかもしれません。

それはあなたの心が発しているSOSです。無理に帰らず、一晩外で過ごす覚悟を決めましょう。

  • 予約なしで泊まるなら: 前述の「ニコーリフレ」や「快活CLUB」は、24時間営業でナイトパックがあります。ホテルが満室でも、ここなら体を横にできます。

  • カプセルホテル: 「ガーデンズキャビン」「安心お宿」などは、当日でも空きがあることが多いです。

  • アメニティ問題: コンビニで下着と靴下、洗面セットを買えばどうにでもなります。スマホの充電さえできれば、一泊くらい問題ありません。


第10章:【ストーリー編】タイプ別・札幌脱出モデルコース

では、実際にどう動けばいいのか。

あなたの性格や予算に合わせた3つの「脱出プラン」を提案します。

 

プランA:意識高い系「自己研鑽」コース

(予算:3,000円 / 充実感:高)

  • 09:00 脱出: 「今年の目標を立てるために集中してくる」と言って外出。

  • 09:30 カフェ: 札幌駅北口のカフェに入店。モーニングを食べながら手帳を開く。

  • 11:00 書店: 紀伊國屋書店札幌本店へ。ビジネス書や話題の新刊を立ち読みし、1冊購入。

  • 12:30 昼食: ステラプレイス等の混雑を避け、駅近くのビル地下の蕎麦屋で年明け蕎麦。

  • 14:00 コワーキング: EZOHUBなどに移動。買った本を読んだり、PCで調べ物をするフリ。

  • 17:00 帰路: デパ地下で家族へのケーキを買い、「仕事捗ったよ」と余裕の表情で帰宅。

プランB:完全遮断系「廃人」コース

(予算:4,000円 / ストレス解消度:MAX)

  • 10:00 脱出: 「ちょっと友人と会ってくる」と曖昧に伝えて外出。

  • 10:30 ネカフェ: すすきのの快活CLUBへ直行。鍵付き個室・12時間パックを選択。

  • 11:00 没頭: ジャージ(持ち込み推奨)に着替え、読みたかった漫画「キングダム」全巻読破に挑む。

  • 13:00 昼食: ルームサービスでトルコライスを注文。誰にも見られないので豪快に食べる。

  • 15:00 仮眠: お腹が満たされたら、フラットシートで爆睡。

  • 18:00 映画: 起きたらパソコンで映画を1本鑑賞。

  • 20:00 退店: シャワーを浴びてスッキリし、「楽しかった(友人との会話が)」という設定で帰宅。

プランC:癒やし系「湯治」コース

(予算:5,000円 / 肉体回復度:MAX)

  • 11:00 脱出: 「腰が痛いから整体に行ってくる」と言って外出。

  • 11:30 サウナ: ニコーリフレにイン。まずは洗体し、サウナ→水風呂を3セット。

  • 13:00 昼食: 館内のレストランでビールと唐揚げ定食。背徳感が最高のスパイス。

  • 14:00 休憩: リクライニングシートでテレビを見ながらうたた寝。

  • 16:00 マッサージ: 館内のボディケア(別料金)を奮発して受ける。「整体に行く」という嘘が真実になる。

  • 18:00 退館: 体が軽くなった状態で、夜風に当たりながら帰宅。「混んでて時間かかったわ」と言い訳。


第11章:避けるべき場所・注意点(ここに行くと失敗する)

最後に、避難場所として選ぶと逆にストレスを溜めてしまう、「行ってはいけない場所」をお伝えします。

正月のイオンモール・大型商業施設

「とりあえず広いところへ」と考えて、イオンなどの大型ショッピングモールへ行くのは自殺行為です。

そこは「幸せな正月」を絵に描いたような家族連れで溢れかえっています。

フードコートは満席で座れず、行き交う人々の楽しそうな声が、孤独な心に突き刺さります。

「俺はなんで一人でこんな所にいるんだろう…」と、惨めな気持ちが増幅するだけです。

知人に遭遇するリスクも非常に高いため、避難場所としては不適格です。

 

図書館・公共施設の休館罠

「図書館なら静かだし、お金もかからない」と思いつきがちですが、注意が必要です。

札幌市の図書館や地区センターの多くは、12月29日から1月3日まで休館しています。

寒空の中、必死の思いでたどり着いて、閉まったドアを見た時の絶望感は筆舌に尽くしがたいものがあります。

公共施設をあてにする場合は、必ず事前にスマホで「年末年始の開館カレンダー」をチェックしてください。

基本的には、民間のサービス(ネットカフェや入浴施設)の方が、正月は頼りになります。

 


第12章:【撤収編】家に帰るまでが「家出」です(証拠隠滅と手土産)

心が回復しても、帰宅時の対応を誤れば全てが水の泡です。

「終わりよければ全て良し」にするための、最後の一仕事です。

 

1. レシートと匂いの証拠隠滅

財布の中のレシートを整理してください。

「快活CLUB」「ニコーリフレ」といった店名の入ったレシートを妻に見られたら、「仕事じゃなかったの?」「整体じゃなかったの?」と詰められます。

また、サウナ上がりの石鹸の匂いや、ネカフェのタバコの匂い(喫煙席の場合)にも注意。

帰宅前にファブリーズをするか、少し外を歩いて風に当たり、匂いを飛ばしましょう。

 

2. スマホの「GPS」と「写真」を確認

iPhoneの「探す」アプリなどで位置情報を共有しているご家庭の場合、嘘の場所に行っていたことがバレている可能性があります。

その場合は、「仕事場のカフェが満席で、あちこち探していた」や「サウナで考え事をしていた」と、半分本当のことを混ぜて言い訳を修正する準備をしておきましょう。

また、スマホの写真フォルダに、うっかり食べたラーメンの写真などを残さないように。

 

3. 最強の免罪符「手土産」戦略

妻の怒りを一瞬で鎮火させる魔法のアイテム、それが「デパ地下スイーツ」です。

大丸札幌店や丸井今井の地下で、家族が好きなケーキや、少し行列ができている店のお菓子を買って帰りましょう。

玄関を開けた瞬間、妻が何か言う前に、

「ただいま。駅前すごい混んでたよ。これ、並んで買ってきたから後で食べよう」

と、お土産の箱を掲げるのです。

これで「自分だけ遊んできた」という印象が、「家族のために美味しいものを買ってきた」という印象に上書きされます。

数千円の出費で家庭の平和が買えるなら、安いものです。

 


まとめ:あなたの逃避行は、家族を守るための「愛」である

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。

最後に、要点をまとめます。

 

まとめ

  • 札幌駅、大通、すすきの、そして桑園・琴似エリアには、あなたを受け入れる避難所が必ずある。

  • 服装はオフィスカジュアル、持ち物は「家出リュック」で万全に。

  • 「仕事」ならコワーキング、「遮断」なら個室ネカフェ、「癒やし」ならサウナへ。

  • スタバやファミレスは避け、少しお金を払ってでも「静寂」を買うこと。

  • 家に帰る時は、証拠を消し、手土産という名の「平和条約」を持って帰還せよ。

正月に家にいたくないと思うことは、決して薄情なことでも、悪いことでもありません。

それはあなたが、自分の心の健康と、ひいては家族との関係を守ろうとしている証拠です。

不機嫌な顔をして一日中リビングを占拠している夫より、「ちょっと出かけてくる」と言って、スッキリした顔でケーキを買って帰ってくる夫の方が、何倍もありがたい存在なのです。

さあ、準備はいいですか?

スマホと財布を持って、扉を開けましょう。

 

外の空気は冷たいですが、その先には、あなただけの自由な時間が待っています。

深呼吸をして、温かいコーヒーでも飲みながら、このお正月を乗り切ってください。

札幌の街の片隅から、あなたの健闘を祈っています。

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